第三十席


ランディ 「中堅トリオの後は俺たち…結局固定メンバーって俺だけだったんだよな」
ゼフェル 「じゃあ『ロンリーランディ』って名前でピンでやるってのはどうだ?」
チャーリー 「そないないじめ系漫才ははよあきられまっせ、ゼフェルはん」 
ランディ 「チャーリーさん! 今回最終回なんできっと来てくれると思ってましたよ」
ゼフェル 「チェッ、もったいつけやがって」
チャーリー 「いやいや、俺はあくまで支配人ですよってな。芸人さんのテリトリーを荒らすんはあきまへん」
ランディ 「だけどいつもよりずっと芸人口調になってますよ」 
ゼフェル 「せっかく出てきたんだ。”情報屋小噺”でもやってみせろよ」
チャーリー 「内偵だけに、泣いてー頼まはったらどないです?」
ランディ 「(思わずランディジャンプして)すごい! オスカー先輩とは格が違いますね」
ゼフェル 「『クラゲでクラクラ』だもんな。クラヴィスが言ったのならまだウケたかもしんねーけど」 
チャーリー 「しかしマジメな話、情報屋ゆーんは事件解決に大きな役割を果たしてるって胸はってええと思てますんや」
ランディ 「ズバリ、ライバルは科学捜査研究所だっていつも言ってますもんね」
ゼフェル
「ぬあんだと! エルンストじゃねーが、そいつは異議あり、だな。タバコの灰から何百もある銘柄を特定できんだぜ」
チャーリー 「そらゼフェルはんは爆発物処理班長、いうなれば科学捜査の申し子みたいなお人やさかい、そうなりますわな」
ランディ 「でも時々山勘でコード切ったりしてるよね?」
ゼフェル 「そりゃおめーだろーが! オレは勘に頼るなんてことは100パーねーからなっ」
ランディ 「100パーっていうのが余計怪しいゾ」 
チャーリー
「まあなんですなあ、情報屋の仕事をわかりやすーに例えるとしたら、雪合戦の雪玉をうまいこと作るんに似てますなあ」
ランディ 「えっ? 今から雪合戦コントやるんですか?」
ゼフェル 「なんでそうなるんだよ!…ってなんで長靴にはきかえてんだよ、おっさん!」
チャーリー
「そらもうこの年になったら裸足で雪の上走るんはキツイですもん。それにこういう展開はチャッチャといかな空気こわれますがな」 
ランディ 「(いつのまにやらヘルメット姿で)ゼフェル、早くしろよ。どーせ最後は1番楽しむタイプなクセに」
ゼフェル 「ぅるせー!(と、ランディからもらったヘルメットをかぶる)」
ランディ&ゼフェル&チャーリー 「わー、雪だー(と、はしゃぎ出す)」
ランディ 「雪と言えばな〜んだ?」
ゼフェル 「雪だるま」
ランディ 「もいいけど他にな〜んだ?」 
ゼフェル 「スノボー」
ランディ 「もいいけど他にな〜んだ?」 
ゼフェル 「食ったら意外にうめー」
チャーリー 「はいはい、ゼフェルはん、イケズはそのへんにして。雪と言ったら雪合戦やな」 
ゼフェル 「で、雪合戦と言えば?」
ランディ 「もちろん雪玉作り! 」
チャーリー 「ではここで問題。雪玉作りの材料に適しているのはどんな雪でしょう? 1、粉雪 2、ぼた雪 3、新宿行き 4、渋谷行き」
ランディ 「ウ〜ン…」 
ゼフェル 「実質二択じゃねーかよ。答は2だろ」
チャーリー 「正解。雪玉を作る時はさらさらの粉雪では丸く固めることがでけしまへん。よって湿ったぼた雪を集めなあかんのです。情報もおんなじで役に立たん粉雪レベルのネタをなんぼ集めても、容疑は固められんちゅうことになりますわな」  
ランディ 「なるほど」 
ゼフェル 「ちなみにぼた雪が降る気温は大体氷点下零度前後らしいぜ」
チャーリー 「”科学”してはりますなー」 
ランディ 「そしてチャーリーさんが1つ1つ集めて固くした雪玉を俺たち刑事が思い切りぶつけるってことですね(と、大きく振りかぶって)必殺『ロマンチックウェーブ』!!」
チャーリー 「それだけはやめてんか。脱力感がはんぱやないんですわ〜」
ゼフェル 「いや『たらい落とし』には負けると思うぜ」

素材提供:It's just so so

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