第二十八席


カティス 「やあお嬢さんたち、『抱きしめたい、鼓動が伝わるほどに』の口説き文句でおなじみ、カティスとゆかいな仲間たちのショータイムへようこそ♪」
ルヴァ 「あー、密会ブログ仲間募集中、ルヴァでございます」
エルンスト 「ブログの時点で密会とは言い難いと思われますが、エルンストです」
ルヴァ 「いえ、密会のイメージアップをはかろうと狙ってるんですがね…」
カティス 「イメージアップなら警視庁のピーポくんのようなマスコットキャラクターを作ればいいかもしれんぞ」
ルヴァ 「知ってますよ。『ピーポくんのうた』というのもあるんですよね。♪メタボリックポリス〜」
エルンスト 「メタボリックポリスではなくメトロポリタンポリスでしょう!」 
カティス 「さてはルヴァ、密会相手が甘物好きで気にしているんだな?」
ルヴァ 「もうカティスにはかないませんねー。彼女ときたらミルクチョコレートをダンボール箱単位で買うような人でしてねー」
エルンスト 「それはいけませんね。チョコレートがお好きならばカカオ70%以上のダイエットチョコレートをお勧めします」
ルヴァ 「う〜ん、それだと私の方が困ってしまうんですよねー、うんうん」
エルンスト 「何か不都合なことでも?」
カティス 「おいエルンスト、野暮を言うもんじゃない。チョコレートには色々な楽しみ方があるんだよ、なあルヴァ」 
ルヴァ 「まあネ。おっとここから先はエルンスト、ブログをのぞいてみて下さいネ」
エルンスト 「特に興味はありませんが」
カティス 「エルンスト…お前もなかなかステージクリアのできない奴だな。かくなる上は、密会マスコットキャラクターを作って、そのキャラソングをエルンストに歌わせるしかあるまい」
ルヴァ 「それはナイスアイデアですね、カティス。ぜひ熱唱してもらいましょう」
エルンスト 「お断りします!」
カティス 「まずはキャラクターの名前を考えよう」
ルヴァ 「そうですね…『エクボ』ちゃんなんてどうでしょう。人は皆恋をすると『あばたもエクボ』になってしまいますから」
エルンスト 「異議あり。私は相手に対して失礼のないように常に正しい分析を心がけておりますが」
カティス 「ある意味職業病だな。分析力をみがくのは裁判所だけにしておけ」
ルヴァ


「キャラソングのモチーフとしては…そう、子守唄なんかどうでしょう。
  ♪眠れない夜はエクボにまかせてね〜牛乳卵酒を作ってあげる〜材料はもちろん2人分〜
    卵2個・牛乳1カップ・酒1/2カップ〜砂糖はたっぷり入れましょう〜翌朝起きられなかったらごめんなさい〜」
カティス 「なるほどな。密会の切なさがよくわかる歌詞じゃないか」
エルンスト 「私の頭の中には牛乳卵酒のレシピしか残っていませんが…」
カティス 「そんなんじゃそのうちコレットにあいそをつかされるぞ。牛乳卵酒を作って眠らせた相手を翌朝起こしてやれない女の切なさ、よーく歌い込むんだな」
ルヴァ 「まずはストリートライブから始めましょう、エルンスト」
エルンスト 「お待ち下さい! だから私は歌うとは一言も言ってないでしょう!」
カティス 「なんだ、いきなりライブハウスにもち込むつもりなのか?」
エルンスト 「それは無理です。まずは駅前で反応をみなければ、って何を言わせるのですか!」
ルヴァ 「(大拍手で)今聞きましたか、カティス。ノリツッコミですよー」
カティス 「ああ、コメディアンとしては着実にステップアップしているようだな」
ルヴァ 「ではエルンスト、明日新宿駅東口でお待ちしていますからね」
エルンスト 「今夜は牛乳卵酒を10人分飲んで寝ることにします」

素材提供:It's just so so

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