三文字の漢字で三十のお題・06「紙一重」
ぎりぎり


細い路地に差し込む陽ざしが少し茜色を帯びてきたことをロザリアは見逃さなかった。
予定よりずっと長い間ここパフェの街に滞在していることの証だ。
どうしてここに来るといつもこんなことになってしまうのだろうか、とため息をついて空を見上げる。いつもと言ってもまだ3度目だけれど。
しかしどんなに時間が経っていても、強制的にゴール地点まで呼び出されていないと言うことは、まだ自分の他にも誰かが街にいるということだ。ということは、まだ希望はある。

たぶん残っているのはアンジェリークだろう。このところアンジェリークは、ルヴァ先輩の好物を最高の素材で作るべく行動している。もちろんコンテストを諦めたわけではないだろうが、一目惚れの威力には勝てないらしい。学園内のショップでは買えない超高級食材を求めてギリギリまで粘るのだと言っていた。急いでいないメンバーがいるのはありがたくも心強い。ロザリアは空を見上げ、太陽の位置を確認するとまた地図に目を落とした。



最初にパフェの街に来たとき、きわめて普通に行動していたはずなのに、いつの間にかビリになっていた。
自分以外のメンバーのゴールがやたらと早かったのだ。
案の定、街からの帰り道、皆は材料が全然集まっていないと嘆いた。嘆くぐらいならどうしてもっとゆっくり街にいなかったのよ、と心の中でこっそり毒づいてしまうロザリアだった。
とにかくこのとき初めて、レシピがもらえない悲哀を深く味わったのだった。


二回目に来たときは、とにかく早くゴール地点に着こうと、そればかりを考えていた。ビリでさえなければレシピは貰えるからだ。なのに、ハプニングが度重なり、何度もスタート地点近くの十字路に吹き飛ばされてしまい、何かに呪われているかのようにゴールできなかった。……もしかしたら実際呪われていたのかもしれない。
そんな風だから材料は持つことができる限界まで集まったし、パフェ担当のオリヴィエ先輩とも何度もお話しできたおかげですごく仲良しになったし、食材を購入する資金もびっくりするほど集まったのだけれど、レシピだけは一枚も増えなかった。やっぱりビリになってしまったので。

コンテスト予選の全15回の街行きのうちの14回目の行き先がパフェの街になったのはそのせいだ。
すべての街にまんべんなく行くことを考えると、ここはまだ1回しか行っていないケーキの街か和菓子の街にするべきところだろう。しかし、レシピを増やすことを考えるとどうしてもパフェの街にもう一度行っておくべきだと思ったのだ。


「パフェの街に行かない?」とロザリアに誘われたアンジェは
「え、ケーキじゃなくてパフェ? パフェってことはオリヴィエ先輩の担当よね。もしかしてオリヴィエ先輩めあてなの?」とものすごく瞳をキラキラさせて指摘した。
「残念ながら純粋にレシピが欲しいの」と一応すまなそうに応えるロザリア。自慢じゃないがそれどころではないのだ。今のところは、誰がなんと言おうともコンテスト第一。確かに今一番彼女と仲良しなのはオリヴィエ先輩なのまでは否定しないけれど。
「なーんだ、つまんない。ロザリアが男の人に夢中になったらどんな風かものすごく興味があるのにな」
アンジェがさらっと言った内容については、だから当面考えない。

今回の主催者ともいえるロザリアには、幸い僅差とはいえなんとか予選を勝ち抜けられそうな感触はある。コンテストの行方については「全員がほぼ横並び、その差は紙一重」というのがおおかたの見方であり、それはそのまま現時点の成績そのものなのだけれど、予選が終わるまであと2回街に行くわけだから、ここまでと戦略を変えれば一気に引き離すことも不可能でない。現に彼女は今回帰ったらすべての種類のお菓子を新規出品して大量に点数を稼ぐという作戦を立てている。そしてその作戦を成功させるためにも、パフェの新しいレシピがどうしてもほしいのだ。


結局レイチェルとコレットも来てくれる事になり、3度目のパフェの街探検はオリヴィエ先輩の先導の元、にぎやかにスタートした。
街行きは、その街出身のスウィートナイツが先導して、滞在中もこまめに世話を見てくれる、というのが公式のルールなのだ。




ゴール地点が視界に入っていたはずだったのに、また最初の十字路―ショッピングモールの入り口でもある―に出てしまって、ロザリアの焦りは頂点に達していた。一体どうなっているのよ、この街って。
焦ってはダメ、落ち着いて、と口の中で唱えながら地図を見る。
そう、今回の目的はレシピ。そのレシピをもらうためには一刻も早くゴールするか、福引きで当てるしかない。

ゴールは遠くなってしまった。ショッピングモールの中には福引き所があるが、中にはいるとゴールへの最短距離ルートからはもちろん外れる。

しばし迷ったが、結論を出す。福引き、だわ。
前回和菓子のまちの福引きでレシピがもらえた記憶が決意を促す。少し遠回りしてでも試す価値がある、と。


福引き所には先客としてアンジェがいた。
「あなたもまだこんなスタートに近いところにいたの?」
ここからゴール地点までは相当ある。パフェの街には大小二つのショッピングモールがあって、ここはそのうちの小さい方だ。大きい方が店の数も多いし、ゴールにも近いし、いいことずくめだと思うのだが。アンジェもハプニングで飛ばされてきたのだろうか。

「うん。今日は材料を持てる限界が来るかゴール地点に呼ばれるかするまで、ずっとこっちのショッピングモールに居座るつもりなの」
「あっちの方がいろいろ便利ではなくて?」
「でも大きい分誘惑が多いでしょ。素敵な雑貨屋さんやアクセサリーショップがあるから、ついうっかりそっちで時間をつぶしてしまいそうでコワイの」
「なるほど、そういわれればその通りね。しかし思いきったことするわね」
「えへへ。実はこの方法、コレットに教えてもらったのよね」
「…さすがだわ。あの子のおっとりしているようでとんでもなく粘り腰なところが現れているわね」
「とにかく目的を絞るのがイイってレイチェルも言ってたし」

コンテスト出場者は予選が始まってからすっかり仲良しになった。でもロザリアはなんとなくコンテストでの戦い方については生々しすぎて他の子達と話したことはない。その点アンジェはすごいな、と素直に思う。

「でね、ロザリア、さっきこのアイスを福引きで当てちゃったんだけれど、何か他のものと交換してくれない?」
「え、ちょっと待ってね。そうね、ココアパウダーとなら交換できてよ」
「じゃ、交渉成立ね。よかった」


食材を交換してから、ロザリアも福引きに挑戦した。
ここの福引きは、ガラガラを回すものではなくて、手元のモニターに映った裏向きのカード9枚から、画面をタッチして3枚を選ぶという形式だ。
カードのうちの2枚の絵柄が揃えば絵柄に応じてレシピか食材か商品券が当たる。
「レシピが当たりますように、天の女王様、どうか」と心の中で唱えながらカードを選ぶ。

でもだめだった。レシピどころか食材も商品券も当たらない、全くのハズレ。

ものすごく期待していたせいか、ロザリアは無意識に「まあ、外れたわ!」なんて叫んでしまった。
まだ福引き所にいたアンジェから
「ロザリアさあ、仮にもあなた私たちの中で一番お嬢様なんだからその反応はどうかと思うよ。っていうかこわいよ、その怒り方」なんてあきれ顔で言われてしまった。
「ここにオリヴィエ先輩とかスウィートナイツの人がいなくて良かったよねホント」
「そ、そんなにひどかったかしら.」
「うん。迫力ありすぎ。っていうか必死すぎ。優雅さが足りないと思うよ」
ずばりと指摘するだけして、アンジェは「じゃーねー」と行ってしまった。


必死すぎ、との指摘に、ロザリアはとりあえず歩き始める前に深呼吸などしてみた。


今、ロザリアたち4人が参加している「ローズ・コンテスト」はお菓子作りのコンテストだ。けれど、ただお菓子を作ればいいものではないことに出場者たちが気づいたのはコンテストが始まってしばらくしてからだった。
お菓子作りの技術だけではなく、むしろそれよりコミュニケーション能力や戦略的な思考が大きく問われている。とくに、「学園を出て、スウィートランド各地の9つの街に協力者たるスウィートナイツと共に出かけていって、食材やレシピや商品券を集めてくる」というルールに、お菓子作りの技術以外に必要なもののほぼすべてが凝縮されているのだ。


 ロザリアは自分がコンテスト出場者に選ばれたときは内心当然のことだと思っていた。が、実際始まってみて、よく選んでもらえたものだと思うようになった。将来社交の場に出ることを想定した教育を受けているので、コミュニケーション能力はそれなりだと思っていたが、自分のそれはかなり相手を選ぶものである事に気がついた。そして考えることは苦手ではないはずなのに、ふとしたことで冷静さを失ってしまって戦略的思考どころではなくなる傾向すらあった。ちょっと自信があっただけに、本番に来て自分の欠点を新たに発見してしまい、それと向き合うのは苦しい。
それでも「自分はロザリアである」ことがロザリアを支えてくれた。そう、誰にも―もちろん自分自身にも―負けるわけにはいかないのだから。



深呼吸はそれなりの効果があったようで、混乱気味の思考が一時クリアになる。
福引きがダメなら、諦めて素直にゴールを目指すことにしようと決めることができた。

ゴールする前に使えるものは使ってしまおうとバッグを覗く。街で手に入れたものは、食材と商品券とレシピ以外はゴール地点で没収されるからだ。
一番目立っているのはコンテスト出場者専用の通信機。そして通信機にセットするとスウィートナイツに連絡できるカードの残り度数、3。
そういえば今回は出発の時の他は数回すれ違っただけでオリヴィエ先輩にほとんど会っていない。だって、それどころじゃないと思ったから。
でも、使わないまま失効させるのももったいないわね、と、ロザリアは通信機にカードを挿してボタンを押した。


たぶんオリヴィエ先輩と一番仲良しな出場者はロザリアだと思う。逆にロザリアと一番仲のよいスウィートナイツはオリヴィエ先輩だろう。だから、呼べばすごく嬉しそうに来てくれるだろうし、押しつけがましくない程度に優しくしてくれるし、会話は本当に楽しいし、態度も完璧なジェントルマンっぷりだ。けれどロザリアは最近先輩の言動すべてに違和感を覚えるようになった。違和感としか言いようのない何かを。

それはコンテストへの基本的なスタンスによるものかも知れない。彼はにぎやかで楽しいことが好きで、このコンテストもお祭りとして楽しもうと公言しているし、出場者たちにも、ちゃんと楽しんでいるかが重要だ、とことあるごとに語る。それを聞くとその場ではロザリアも確かにそうかも、と思うのだが、心の底では納得がいっていないのかもしれない。自分のことなのに「かもしれない」なんてヘンだけれど。
だから彼女はオリヴィエ先輩の前でちゃんと振る舞えているか自信がない。もちろんそんなそぶりは出さないように最大限の努力は払っているけれど。それでもこの違和感はきっといつか聡い先輩に伝わってしまうだろう。いや、すでに伝わってしまっている気がする。

2度目にパフェの街に来たとき、彼は言っていた。
「パフェっていう名前はパーフェクトから来ているんだよ。なーんか私にぴったりだと思わない?」
「まあ。うふふふふ」
本当に、パーフェクト。9名のスウィートナイツの面々は誰も全然タイプが違うなりにパーフェクトといえるだろうけれど、ロザリアは彼が一番バランスが取れていると思う。
語源だけでなくパフェそのものと彼も似ている。うっとりする華やかさも、とろけるような甘さも。
それだけじゃない。もれなく冷たかったりするところも同じだ。

そう、オリヴィエ先輩は基本的に冷たい、とロザリアには思えてならない。人当たりはいいし、面倒見もよい彼だが、追いかけようとするとするりと逃げてしまう感じがある。絶対踏み込めない領域が広すぎるのではないか。それを断言できるほど近しくはないけれど、直感がそれを告げる。

環境が人を作る、という。パフェの街は華やかでおしゃれだけれど、一筋縄でいかない。そのことはたぶんロザリアがコンテスト出場者の中で一番身にしみて知っているだろう。そしてそんなところはこの街出身のあの先輩とまるっきり同じだと感じられるのだ。



すぐにやってきてくれたオリヴィエ先輩は今日も華やかだ。今回は珍しく質問攻めにされた。街ゆきがあくまでコンテストの一環だと言うことを嫌が応にも思い出させてくれる。たいして難しいことは尋ねられないけれど、間違ったらどうしようと思うせいか、ひどく緊張した。幸いどれも正解だったけれど。
いくつかの質問だけしたらすぐに先に行ってしまいそうになること2回。そのたびに通信機のボタンを押し直さねばならなかった。こういう事は珍しくないから、嫌われたかもなんて思わないようにしているけれど、自分が間違った深追いをしてしまっている不安はある。きっと先輩は深追いされることは嫌いだろうに。
と、そんなふうに二人で歩いているうちに、またさっきとは別の福引き所のところに来た。どうしよう、と思っていたら「ほらほら」と袖を引っ張られて結局福引きすることになってしまった。

「あれ、どーしたのかな?やんないの?楽しいよ?」

「いえ、そうではなくて」さっきのアンジェの警告を思い出す。オリヴィエ先輩の前でまた同じ事をしてしまったらどうしよう。

「何か欲しいものあるんだ?」にこにこしてロザリアの方を見つめている。本当、素敵な笑顔だわ。

「レシピ、ですわ」うっかり即答してしまった。やはり自覚している以上に自分は平常心を失っている。

オリヴィエ先輩は面白そうに言う。
「そりゃまた一番当てにくいものを。あ、でも確かにそれ以外はもう持っているみたいだもんね。さ、引かないくじは当たらないよ?」

ロザリアは画面を軽くにらみつけて、カードを選んだ。1枚目、2枚目。最後の一枚で思いきり迷っていると
「じゃ、手伝っちゃおっかな」と斜め後ろから先輩が手を伸ばして画面に触れた。

とたんに派手な音楽が鳴り響き、画面にはおめでとうの文字が大写しになる。
係の人がきれいな封筒をロザリアに手渡し、「おめでとう、レシピが当たりましたよ」と微笑む。

とうとうパフェのレシピが手に入った瞬間だった。嬉しいというか、一体先輩はどんな魔法を使ったのかと思ってしまった。

「よかったじゃない、ロザリア」
「ええ、ほんとうに」現実感がない。
「私のおかげ、だったりしてねー」
「ええ、ほんとうに」先輩のおかげに決まっている。

「…ちょっとアンタ大丈夫?」
「ええ、ほんとうに…じゃなくて、嬉しいです」

必要以上に感動しきっているロザリアを見て、オリヴィエは小さくため息をつくと、今度は袖ではなく腕をしっかり掴んで一緒に福引き所から出て行った。
何が起こっているのかいまいち把握できていないロザリアを引っ張って、隣の店のショーウィンドウの前で止まった。
そしてロザリアの方に向き直ると、両肩に手を置いて、ロザリアの目を覗き込むようにして言った。

「アンタが真面目でコンテストを大切にしているのは知っているし、それがアンタのいいところだとは思うけれど」
ひとことずつ区切るように言う。目が真剣だ。

「ちょっと力抜いた方がいいよ、絶対」


「あと1回で予選が終わるんです。それまでは、手は抜けません」反射的に答えていた。

「手を抜くのと力抜くのとは違うでしょ」
「でも、すごく近いです。今の私には区別できないぐらいに。だから油断できないんです」

しばらく見つめ合っていたのかにらみ合っていたのか。ロマンチック要素皆無だから後者、なのだろう。
視線と肩に置いた手を外したオリヴィエ先輩は宣言する。
「とにかくお目当てのもの手に入れたんだから、さっさと帰ろ?とりあえずワタシはこれで。じゃね」

カードの残り度数はいつの間にかもうゼロだったので、ロザリアもうなずいて手を振った。


先輩と別れてからはびっくりするほど早かった。
すでに一枚レシピが手に入っている安心感が幸いしたのか、きわめて順調にゴール地点に到達したのだ。
ゴール地点で更にもう一枚レシピを貰い、ロザリアは、初めてパフェの街攻略が成功したことに満足と共にかるく脱力したのだった。



学校に帰ったロザリアは、早速新しいレシピを試作してみる事にした。足りない材料を学園のショップで買い込む。
ゴールでもらったのはマロンパフェ。福引きでもらったレシピには名前がついていない。
そこそこの点数を出すためには、両方の材料を買っていては資金不足だ。どちらかに絞るのが得策だろう。

ここはやっぱり、オリヴィエ先輩に当ててもらったこのレシピで勝負しよう、とロザリアは決めた。
高価な食材を使う豪華なレシピ。高得点が期待できそうで、フルーツを飾り切りにする手にも思わず力が入るというものだ。



ディア先生に、できあがった新しいお菓子を見せる。先生はすぐにパフェ担当のオリヴィエ先輩を呼び出してくれた。
新しいレシピは「タイフーンパフェ」という名前らしい。

すぐに家庭科室にやってきたオリヴィエ先輩は、「がんばってるね、ロザリア」と声をかけたあと試食と採点を始めた。


「レシピの価値は…よくないね」



よくないですって!!!
ロザリアは叫びそうになった。あんなに苦労してやっとの思いで手に入れたレシピ。オリヴィエ先輩のおかげで手に入った、なんだか甘酸っぱい思いもこめられた自分的にはいわく付きとも言える記念のレシピだというのに。おまけに材料のトロピカルセットはとんでもなく高価だったのに、レシピが「よくない」ですって!?
ショックのあまりそのあとの言葉が全然頭に入ってこない。
材料はいいものを揃えた。初めて作ったから作った回数はよくなくて当然。レシピ・材料・経験の3要素のうち、よくない項目が二つもあったら当然高得点は狙えない。

せっかくのレシピそのものへの評価の低さがショックで、オリヴィエ先輩に「がんばっているアンタに」と9点もおまけしてもらっても、全然気が晴れそうになかった。投資に見合った成績が取れないなんて、こんなのアリなの?あの、パフェの街でゴールに着いたときの満足感は一体なんだったの?ロザリアの混乱は止まらない。

オリヴィエ先輩は呆然とするロザリアを尻目に、「じゃ、がんばってねー」と手をひらひら振りながら行ってしまった。



残されたロザリアは、やっぱり先輩もパフェの街もコンテストも一筋縄ではいかないことをあらためて思い知りつつ、新たに闘志を燃やすのだった。
さっきの街で、ちょっぴり先輩の冷たくない(むしろ熱い)部分に触れられたかも、と思ったのはやっぱり気のせいだった、と思い直して、歯をぎりぎりと噛みしめて。

お題提供:


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スウィートアンジェ、大好きなんです。ゲーム中の「あるある」をいろいろ詰め込んで、みごと消化不良に。

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