空と風と大地とあなたと 〜あなたが跳ぶとき〜


あなたの両脚が交互に大地を蹴るとき、
あたしの祈りはちゃんと届いているでしょうか。


あなたが大きく踏み切るとき、
あたしの視線も力を持っていればいいのに。


あなたの体が天に向けて舞い上がるとき、
あたしの心も連れて行かれてしまうのは、いつものこと。


あなたが軽く閉じた瞼の裏には、
願わくばあたしの姿がありますように。


あなたの体が弧を描いて切り取る空間に、
そう、あなたの空間に、
入ることを許される者はないけれど。


あなたが地上に還るとき、
せめて真っ先にあたしと会えますように。


あけくまさんのHPの1000ヒットのお祝いにお贈りしたものです。
「佐野の高跳びネタ」というリクエストだったのですが、高跳びのことを詳しく調べる気力のなかったあたしは、瑞稀視点と言うことでごまかしてしまうのでした。あけちゃんゴメン。

タイトル思いっきり少女趣味ですな。・・・別にこのころアンジェリークをプレイしていたのとは関係ない・・・と思う・・・けど自信ない(爆)

その後、あけちゃんはこの詩に素敵なアンサーをつけてくれました。是非!そっちも見てね。

あけくまさん作のアンサーを読む

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