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一緒に眠ろう
平気なふりして 何ともない顔して
くっついて眠ろう
長い夜を眠ったふりして明かそう

血が沸騰しないギリギリの距離を測ろうか
体温は伝わっても早すぎる鼓動は伝わらない距離を
幸せそうな顔見せてしまったら何かが崩れそうで
きみの寝顔が見えなくても我慢する

ちゃんとわかっているよ危険な賭だって

きみの寝顔と至福の目覚めと
あとから押し寄せる自己嫌悪と
ずっと体に残るきみの温もりをつれて明日を過ごそう

一緒に眠ろう
深い思いを隠して 大切な秘密抱いて
くっついて眠ろう
寒くて長い夜をあたたかく越えよう


にゃおさんのHPの詩に刺激されて作った「花君系」の詩です。なんかむちゃくちゃ恥ずかしいんですけれど。
せっかく書いたんだし、あこがれのにゃおさんに読んでもらいたいと、にゃおさんのHPの1000ヒットのお祝いにムリヤリ(爆)プレゼントしました。
その後にゃおさんのところのBBSにこの詩の感想を書いて下さる方がいたことが、今日のちるだのもとになっているのでした。感想もらえるってこんなに嬉しいことだったのね……

一応11巻のホームステイシーンが核になっていますが、あとから、主語が瑞稀ともとれるように細部を修正しました。(でもどう考えても佐野だけれど。)

なお、にゃおさんはこの詩に素敵な「アンサー」を作って下さいました。そちらはぜひ!にゃおさんのHPをご覧下さいね。

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