キャラクターファイル02

佐野 泉
主人公瑞稀が海を越えて追っかけてきた、あこがれの人。2−Cのクラスメイトにして、寮では同室の205号室住人。瑞稀のことが少しづつ気になるようになり、そして……

公式データ

誕生日と血液型 12月24日(やぎ座) O型
家族構成 父・義母(みどり)・弟(森・1歳下)
性格と行動特性 面倒くさがり屋で無口・好きなことには打ち込むタイプ・よく寝る
好きな食べ物 天ぷら・煮魚・おでん・和食全般
嫌いな食べ物 甘いもの(匂いすらダメ)
好きなスポーツ 走り高跳び(元・中学チャンプ)
好きなアーチスト 特になし
好きなブランド 特になし。強いて言えばナイキ。
好きな動物 どちらかというと犬派
イメージフラワー カラー
特記事項 風呂好き


お花話

カラーが花嫁のブーケの花に採用されだしたのはこの20年ほどのことでしょうか。すらりと伸びた茎に、シンプルな白い花。かわいいと言うより大人っぽい雰囲気ですよね。
しかしこの花の和名は「海芋(かいう)」。切り花としては楚々としたこの花も、庭で育ててみると、茎が切り花ほど長く伸びないせいもあって、ちょっと野太いところのあるお花なんです。
でもそれだけに佐野のイメージには合っているのではないかと思うのでした。
なお、梅田先生のイメージフラワーのアンスリウムとは近種です。そういう風に考えると楽しいですよねー。

8歳の時に父(当時高跳び選手)の運転する車によって母を亡くし、その後父との関係が悪化。(父と再婚した義母との関係は良好だというけれど、どうなんでしょうねえ。)中学入学と同時に単身上京、義母の実家で3年間世話になる。
中学時代は走り高跳びの選手として活躍するが、高校進学を目前にして事故により靱帯を損傷。しばらく競技をやめていたが、瑞稀の働きかけによって復帰する。

ところで、「よく寝る」という設定はその後どうなっているのだろうか。最近あまりその手のシーンを見ないのだが。好きな女の子と同室で暮らしているのに手も足も出せない生殺しの状況にいる現在、夜眠れない(であろう)分もっと昼間派手に寝ていそうなものだが。


プロフィールの好きな食べ物とか風呂好きとかを見て「この子絶対おじいちゃんっ子だ!」と確信した私。おばあちゃん子は甘えんぼうですが、お祖父ちゃん子はややストイックなのよ。
それにしてもお祖父ちゃん達も急に大きな孫ができて、しかも一緒に暮らすことになって、けっこう戸惑っただろうな。休みの日なんて「どこかにつれていってやらねば」なんて力入ってたりして。それがわかるから、佐野の方もおとなしくつきあったりしてたのよ、きっと。(妄想モード)
家族と言えば、弟のことは密かに溺愛している、と思う。
寝ぼけて瑞稀を布団に引っ張り込んだときも、弟のことを考えていた可能性が高い。

国語の小テストの時、皆が佐野に答の確認に来ていたという事は、少なくとも国語は得意科目らしい。英会話もけっこういいセン行ってたし、意外に文系人間なのか?
その後74話にて、学力面での奨学生であることが判明。……出来過ぎじゃん(苦笑)……

アルコールに弱く、酔うと「キス魔」になるというある意味壮絶な酒癖の持ち主。「じゃあ、佐野に酒とキスを仕込んだのはいったいダレ?!!」という重大な問題については、未だ解明されていない。
ついでに言うと、烏丸絹子女史が提示した、「トランクス派なのかブリーフ派なのか」と言う問題についても解明は遅れているようだ。

瑞稀の鈍さと無防備さに手を焼いているが、自分だってけっこう鈍かったりするあたり…
とりあえず、彼の独占欲がどのように展開していくか、ニヤニヤと見守りたいものである。

無愛想で無口、という表面に似合わず、なかなかの仕切り屋。雪合戦奉行であることは発覚済みだが、他にもいろいろありそうだ。口うるさいタイプだけに、うんちくを傾けはじめると止まらないのは、瑞稀の父との風呂談義にその片鱗が伺える。


好きなアーチスト・無し。で、お祖父ちゃん子。
珍しく彼が部屋でCDを聞いていたら、それは「古典落語名作選」かも知れない……

それにしてもここのお義母さん、長男は家からはなれちゃうし次男はあんなんだし、きっと親戚のうるさ型のおじさまおばさまから「だからやっぱり母親が違うと」なんて本人には全然責任のないことでネチネチと嫌み言われたり、責められたりしてるんじゃないかと心配。
だから、お義母さんのためにも、たまには帰省してあげてね。まじで。

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