眠れぬ子守歌



時計を眺める。

ゾロメ4:44。

今夜も眠れずに朝を迎える。

身体は眠りを求めるのに、私の心はそれを拒否する。

眠らない夜を過ごすと願い事が叶うというわけでもないのに・・・。

いっそ、私の願いが叶うのならば、永遠に眠らない夜と引き換えでも構わない。

東の窓から光がもれる。

カーテンの隙間から闇を壊す光がもれる。

また一日が始まった。

いつになったら終わるのか、終わりはあるのか、終わったら本当にそれで最後なのか?

頭の中を漂う不安。

この気持ちは自分自身でないと、わからない。

自分以外には、わからない。

何故なら、それは私の不安だから・・・。

いつか、立ち去る不安。

また、やって来る不安。

そして、忘れるコノ不安。

朝日がのぼるのと同じく、夕日が沈むのと同じく、のぼる気持ち、沈む気持ち。

同じ毎日なのに、違う一日。

そう、同じ一日はない。

その日を懸命に生きる。

いつか、終わりがくるだろう。

その時に、私は朝日の様に闇を破壊できているのか、闇に取り囲まれているのか。

私には予想すらできない。

なぜなら、私の心は不安に包まれたから。

眠らない夜が続く、眠れない夜が続く、いつになったら終わるのか・・・。

優しい夜にまかせよう、お日様の知らない夜にまかせよう。

いつか、朝日を喜べるように、眠れない夜にまかせよう。


なーんか「暗い」のが出来てしまいました。(笑)
「聖地にいる眠れない人々」な感じです。
単に自分が眠れなかったってのもあります。(^^;

明日は眠れるといいなー。(^^) (KILDA)

これをいかにもらしいあの人と思うのは簡単なのですが、意外な人が眠れなかったりする、なんて考え始めると、もう、妄想の沸くこと沸くこと。ふふふ。
でも、KILDAの不眠は大丈夫?ちょっと心配。(ちゃん太)

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